火災保険が外壁塗装に使える?条件について解説します!
2021/11/29
「外壁塗装工事に火災保険が使える」
このような文章を記事で読んだり、知り合いから聞いたりしたことがある方もいらっしゃるでしょう。
実際に火災保険は使えるのでしょうか。
また、使えるとしたら条件はあるのでしょうか。
今回は、外壁塗装工事で火災保険が利用できるのかと、申請時の注意点やポイントを解説します。
□外壁塗装に火災保険が利用できるって本当?
結論から申し上げますと、火災保険が外壁塗装や屋根塗装工事に適用できる場合があります。
ただし、火災保険の適用がおりるには条件があります。
適用されるための条件は、以下の3つです。
・外壁(屋根)の破損の原因が災害であること
・被害後3年以内に火災保険を申請すること
・補修にかかる見積金額が火災保険の免責金額を超えていること
上記3つの条件をすべて満たしている場合は、火災保険で外壁塗装を行えます。
1つ目の条件で記載されている災害は、火災や台風、豪雪などが該当します。
地震は、火災保険の補償対象外であるため、地震による火災や破損を補修する場合は、別途地震保険に加入する必要があります。
また、3つ目の条件に関してですが、火災保険には免責金額と呼ばれる、「ある一定の金額以下で補修できる場合は自己負担で直してください」という基準の金額があります。
保険のパンフレットなどでは、自己負担額と表記されていることが多いです。
一般的な自己負担額は、20万円前後で設定されている場合が多いです。
□火災保険申請時の注意点やポイントをご紹介!
火災保険を申請する際は、下記の5つの注意点やポイントに気を付けましょう。
・被害後3年以内に火災保険を申請すること
・施工完了後の工事でも申請できること
・被害状況をそのまま写真に残すこと
・塗装業者が書類を代行してくれる場合があること
・補修にかかる見積金額が火災保険の免責金額を超えていること
5つのポイントの中で特に大切なのが、「被害状況をそのまま写真に残すこと」です。
写真に収めていないまま、損害箇所を自分で補修したり、申請前に補修を業者に依頼したりすると、火災保険の対象外となることがあります。
そのため、火災保険の利用をお考えの方は、ぜひ写真に収めてくださいね。
□まとめ
本記事では、外壁塗装工事に火災保険が利用できる条件と、申請時の注意点やポイントをご説明しました。
火災や台風による被害の補修で、外壁塗装を検討していらっしゃる方は、本稿をぜひ参考にしてみてください。
外壁塗装をお考えの方で疑問点やご質問がありましたら、お気軽にご連絡ください。