外壁塗装をお考えの方に向けて!色褪せしやすい色についてご紹介します!
2022/02/20
最近、外壁の色あせが目立ってきて、そろそろ塗り替えがしたいとお考えの方もいらっしゃるでしょう。
色あせが起きる原因は何なのか、どの色が色あせを起こしにくいのか、さまざまなお悩みをお持ちだと思います。
そこで、今回は外壁塗装をお考えの方に向けて、色褪せの原因と色褪せしにくい色について紹介します。
□色褪せが起きる原因と色褪せしやすい色について紹介します!
色褪せ、つまり変色が起きる原因は3つあります。
1つ目は、塗膜の劣化です。
これは塗料に含まれる顔料が、雨風や紫外線などに長期間晒され続けることで、色を発色する成分が劣化するために起こるものです。
特に、日当たりが良い場所では、この現象が起きやすいです。
2つ目は、風通しの悪い壁面に見られるカビやコケの発生です。
塗装の機能である防水性が低下すると、雨水や湿気によりカビやコケが発生しやすくなります。
そして、それらが繁殖していくと変色が起きます。
コケや藻などは、主に風通しが悪い壁面や日当たりの悪い壁面で発生しやすいです。
また、水切れが悪い場所では同時にカビも発生しやすいです。
カビやコケの発生をそのまま放置していると、防水性だけでなく耐久性にまで影響し、結果的に雨漏りにつながるおそれがあります。
3つ目は雨垂れや金属部の錆です。
モルタルなどの金属製ではない外壁材にもサビが発生することがあります。
それは「もらいサビ」が原因です。
もらいサビとは、外壁近くに置いた脚立や自転車などの金属製のものに発生したサビが外壁に付着することで、外壁にサビが発生してしまうものです。
また、雨樋の金具や窓枠などの建物の付帯部に発生したサビが雨水によって外壁に伝って線状に変色させることもあります。
*色褪せしやすい色
原色に近く鮮やかな色になるほど、紫外線による劣化の進行が早くなり、色褪せが目立つようになります。
例えば、赤や黄、緑などの色は色褪せが起こりやすいと言えます。
□色褪せしにくい色について紹介します!
*白色
数ある色の中でもっとも色褪せしにくいのは白です。
白は太陽光を吸収しにくいという特性から、紫外線のダメージそのものを受けにくいのです。
さらに、白であれば、たとえ色褪せが起きたとしてもその色褪せが分かりにくいという利点もあります。
*黒色
黒は白に次いで色褪せが目立ちにくい色です。
黒色の塗料に含まれるカーボンブラックと呼ばれる顔料には、紫外線に対する耐性があるため、色褪せが起きにくいという特性があります。
□まとめ
この記事では、色褪せの原因と色褪せしやすい色について紹介しました。
建物は、紫外線や真夏や真冬の気温の変化、台風などの外的影響に常に晒されています。
そのような環境から建物を守る役割を果たしているのが外壁塗装です。
定期的にメンテナンスすることは、お家の寿命を延ばすことにもつながります。