家を長持ちさせるには?外壁塗装をすべきタイミングについてご紹介します!
2022/03/05
新築時に施した外壁塗装も徐々にその効果が薄れていき、いつかは塗り替えのタイミングが訪れます。
外壁塗装は適切な時期に定期的におこなうことで、家を長持ちさせられます。
そこで、今回は外壁塗装をお考えの方に向けて、外壁塗装のタイミングと劣化のサインについて紹介します。
□外壁塗装をおこなうタイミングについて紹介します!
*10年を目安に考える
一般的に塗り替えが必要になるのは、前回の塗装から10年が経過したタイミングだと言われています。
これは、使用されている塗料の耐用年数前後に再塗装が必要になることから、このタイミングを塗り替えの周期としているのです。
また、この年数には塗料以外に外壁材も関係しています。
現在主流となっている窯業系サイディングボードは日本の住宅のおよそ8割を占めています。
主成分がセメントのサイディングボードには元々防水機能はなく、出荷時に施された塗装の効果も5年から7年ほどで切れてしまいます。
そのほかの外壁材もほとんど同じ年数しか防水効果が持たないので、10年で塗り替えることがおすすめです。
*防水機能の低下は建物の劣化につながる
塗膜は外壁を風雨や紫外線などから守る役割があります。
しかし、そのような環境では、当然塗膜は徐々に劣化していきます。
定期的にメンテナンスを行わないと、防水機能が低下して建物の構造部分にまで悪影響を及ぼします。
劣化のサインを見つけたら、塗り替えのタイミングと考えて良いでしょう。
また、メンテナンスを怠ることは建物の美観が損なわれることにもつながります。
外壁塗装で劣化した部分を補修して、塗り替えることで新築時のような輝きを取り戻せるのです。
次の章では、メンテナンスが必要になる劣化の症状について紹介します。
□外壁塗装が必要な劣化のサインについて紹介します!
外壁塗装は劣化症状が現れたときも、メンテナンスを行うべきタイミングと考えた方が良いでしょう。
ここでは、劣化のサインについて2つ紹介します。
1つ目は、チョーキング現象です。
外壁を手でなぞったときに、チョークの粉のような白っぽい粉状のものが指に付着することがあります。
これは、長時間紫外線や雨風に晒されて劣化した顔料が表面に浮き出て、表面に付着している状態です。
この現象が起きているということは、塗膜の防水機能の低下を意味します。
できるだけ早めに塗り替えをすることをおすすめします。
2つ目は、ひび割れです。
外壁の塗膜にひび割れが起きていると、その隙間から雨風が侵入し、建材の腐食だけでなく、建物自体の耐震性能にも影響します。
特に、外壁材そのものに入っているひび割れは、塗膜表面のみのひび割れよりも状況は深刻です。
ひび割れを見つけたときには、専門家に点検を依頼し、適切な補修を行なってもらいましょう。
□まとめ
この記事では、外壁塗装のタイミングについて紹介しました。
ぜひ今回紹介した内容を参考にしてくださいね。
外壁塗装をお考えの方で、何か質問や気になる点がある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。