瓦でも屋根塗装が必要な場合について解説します!
2022/03/17
「屋根が瓦でも、屋根塗装をした方が良い種類の瓦があるって本当かな」
「屋根塗装が必要な瓦の見分け方と注意点が知りたいな」
瓦の種類によって屋根塗装をした方が良い場合があるのは、意外と知られていません。
そこで今回は、屋根塗装をした方が良い瓦の見分け方と、屋根塗装での注意点について説明します。
□屋根塗装が必要な瓦の種類について
屋根塗装をした方が良い瓦は、素材がセメント系の瓦です。
セメント瓦とモニエル瓦がセメント系に該当し、瓦表面に色とツヤ、防水性が無いのが特徴です。
防水性が無いため、定期的にメンテナンスを行うことで、塗膜が劣化した瓦が雨水を吸わないようにすることをおすすめします。
セメント系の瓦の中でも、モニエル瓦にはスラリー層という、塗膜がはがれる原因になりやすい層があります。
家の瓦がモニエル瓦の場合、塗装の工程の前にスラリー層の除去が必要になります。
また、後述しますが、瓦に塗装を行う以外のメンテナンス方法もあります。
一方、屋根塗装を必ずしもする必要のない瓦は、粘土系の瓦です。
日本の伝統的な住宅でよく使われ、和瓦とも呼ばれます。
セメント系の瓦や他の屋根材と比べて、重量が重くしっかりしており、台風などに強いですが、地震に弱いという特徴があります。
瓦への塗装は必要ありませんが、ひび割れなどが生じた場合は瓦の交換を検討しましょう。
なお、瓦自体のメンテナンスは必要ありませんが、瓦周辺の漆喰などのメンテナンスは必要です。
ちなみに、屋根を保護する目的ではなく、色を変えるなどの目的で粘土系の瓦に塗装する方もいらっしゃいます。
□瓦を塗装する場合の注意点とは?
屋根塗装以外にも、補修メンテナンスの方法に選択肢がある点に注意しましょう。
瓦の塗装によるメンテナンスは、瓦の交換をはじめとした他の方法よりも安くメンテナンスできることがメリットです。
しかし、同じ屋根を20年以上継続して使い続けたい場合、葺き替え工事の選択肢もあります。
希望や条件、環境などを踏まえた腕、塗装と葺き替えのどちらが自宅のメンテナンスに向いているのか、1度検討するようにしましょう。
□まとめ
今回は、メンテナンスで塗装をした方が良い瓦の種類の説明と、屋根塗装を考えるうえでの注意点について説明しました。
瓦の防水性を確保するため、定期的な屋根のメンテナンスを行いましょう。
当社は、家を長持ちさせるための丁寧な塗装を心がけております。
大阪で屋根塗装をご検討中の方は、お気軽にお問い合わせください。