屋根塗装で塗装する場所と使用する塗料の特徴を解説します!
2022/04/25
「屋根塗装で塗装する場所はどこだろう」
「屋根塗装は、場所によって使う塗料が違うって本当かな」
屋根塗装をする際に、屋根以外にどのパーツを塗装し、どんな塗料を使うのか、気になりますよね。
そこで今回は、屋根塗装時に覚えておきたい屋根のパーツと、塗装に使われる塗料の特徴を、屋根の場所ごとに紹介します。
□塗装場所になる屋根のパーツについて
屋根塗装に使う塗料は、屋根のパーツごとで特徴が異なります。
そこで最初に、屋根の塗装場所になるパーツを5つ紹介します。
・棟
・破風
・雨押さえ
・庇
・軒天井
棟(むね)は、屋根材同士の継ぎ目に使われており、隙間を埋めて雨の浸入を防いでいます。
破風(はふ)は、屋根のサイドに貼られており、横からの雨の浸入を防いでいます。
雨押さえ(あまおさえ)は、外壁と屋根の接続部分など、立ち上がり部分の雨の浸入を防いでいます。
庇(ひさし)は、窓や玄関の上部にあり、玄関や窓からの雨の浸入を防ぎます。
軒天井(のきてんじょう)は、外壁から出っぱっている屋根の裏側で、直接的に雨が当たることは稀ですが、溜まった湿気が原因で劣化する可能性があります。
これらの部位は、塗装から時間が経つと防水機能が低下するので、屋根塗装時に一緒に塗装すると良いでしょう。
□塗装する場所ごとの塗料の特徴について
ここまで屋根の場所ごとの役割と名称について説明しました。
次に、塗装する場所ごとの、塗料の特徴について紹介します。
屋根の各部分の素材と、雨が当たるかどうかで、使う塗料の特徴は変わります。
*塗装場所の素材による塗料の違いについて
塗装場所が木でできているか、金属でできているかで、使う塗料が変わります。
木は収縮を繰り返す素材のため、塗膜の劣化が早い傾向にあります。
雨風に晒されない場所であれば、木目が見える塗料を使うこともできますが、雨風に晒される場所であれば、弾性塗料などの防水性の高い塗料を使って、劣化を防ぎます。
金属は木よりも劣化しづらい一方、サビ処理を徹底する必要があります。
また、屋根と塗料の接着にも細心の注意を払います。
屋根の表面をわざとザラザラにしたうえで、接着力のある溶剤塗料か弱溶剤を使います。
*屋根の場所による違いについて
屋根は雨風や紫外線にさらされ続けるため、耐久性の高い塗料を使います。
一方で、先ほど紹介した軒天井は、直射日光にはさらされませんが、それでも反射日光や雨風にさらされるため、塗装が必要です。
また、軒天井には汚れは付着しますが、洗い流せるほどの雨は当たらないため、汚れに強い塗料を使います。
□まとめ
今回は、屋根塗装時に覚えておきたい屋根のパーツと、塗装に使われる塗料の特徴を、屋根の場所ごとに説明しました。
屋根ごとに求められる性能が違うことが、分かっていただけたと思います。
当社は、品質を重視した屋根塗装・外壁塗装を行っております。
大阪市で屋根塗装をお考えの方は、お気軽にご相談ください。