屋根塗装では日射反射率が重要です!遮熱塗料がおすすめな理由もご紹介!
2022/06/02
「日射反射率」は屋根塗装において重要ですが、聞きなじみのない方も多いと思います。
屋根塗装の際に日射反射率を意識して高めると、たくさんのメリットが得られるかもしれません。
そこで今回は日射反射率の概要と、遮熱塗料がおすすめな理由について解説します。
□日射反射率の概要について
日射反射率とは、太陽光のうちの近赤外線を反射できる率です。
日射反射率が高いと屋根にふりそそぐ熱が反射され、室内の温度上昇を抑えられるようになります。
すると夏の冷房をたくさん使用しなくても快適に過ごせるようになるため、光熱費の削減も期待できます。
日射反射率を抑える方法として有名なのが、白に近い色相を選ぶことです。
黒と白では日射反射率が60パーセント近く異なるとされており、屋根の蓄熱に大きな影響を与えます。
白だと少しの汚れが目立ってしまうので、完全な白色の屋根にするのは難しいかもしれませんが、白に近い色を検討してみても良いでしょう。
□屋根塗装に遮熱塗料をおすすめする理由とは?
日射反射率を高めるには、先ほど述べたような白に近い色を選ぶか、遮熱塗料を選ぶ方法が有効です。
遮熱塗料は塗料の一種で、屋根に塗ると近赤外線を効率よく反射でき、高い日射反射率を実現できます。
他の遮熱方法としては、屋根材を遮熱機能付きにする方法や、遮熱シートを使う方法などがありますが、コストや手間を考えると遮熱塗料がおすすめです。
ただし注意点として、遮熱塗料で塗装された屋根が汚れると、遮熱効果が減少します。
あらかじめ防汚性能のある遮熱塗料を選んでおくと、屋根が汚れにくく、遮熱効果も落ちにくくなるのでおすすめです。
また、屋根は常に紫外線や雨風にさらされる場所のため、外壁よりも5年程度耐用年数が短くなる点に注意しましょう。
遮熱塗料は耐候性が高く、屋根に塗った場合の耐用年数は15年から20年くらいと言われています。
メンテナンスを楽にするコツとしては、外壁よりも5年分ほど耐用年数の長い遮熱塗料を使う方法がおすすめです。
外壁と屋根の耐用年数の差を埋め、外壁と屋根両方を同じタイミングでメンテナンスできるようになります。
□まとめ
今回は日射反射率の概要と、遮熱塗料がおすすめな理由について解説しました。
屋根の日射反射率を上げ、快適で省エネな暮らしを手に入れましょう。
当社は大阪市の塗装会社ですので、何かわからないことやお困りごとがあれば、お気軽にご相談ください。
品質の高い施工で、お客様から高い評価をいただいております。