外壁塗装をお考えの方へ!水性塗料と油性塗料の違いを解説します!
2022/11/06
水性塗料と油性塗料は、耐久性や臭いなどの違いがあります。
どちらにもメリットがあるため、どちらの塗料にするか迷っている方も多いでしょう。
今回は、水性塗料と油性塗料の違いとどちらの方が良いのかについてご紹介します。
□水性塗料と油性塗料の違いとは?
水性塗料と油性塗料の大きな違いは、「何で塗料を薄めて使用するのか」です。
水性塗料は、水で塗料を薄めています。
臭いが少なく、環境にやさしいと言えます。
主に、住宅の塗装やDIYに使用されています。
油性塗料は、シンナーで塗料を薄めており、弱溶剤と強溶剤に分けられます。
臭いが強いですが、耐久性に優れています。
シンナーとは、有機溶剤です。
油性塗料の弱溶剤は、水性塗料と同じように住宅の塗装やDIYに使用されています。
また、耐久性を高めたい部分や密着の悪い素材にも用いられています。
外壁塗料で使用する油性塗料は、弱溶剤になります。
強溶剤は、大型建築物や車などの塗装に使用されています。
さらに、1液タイプと2液タイプがあります。
2液タイプは、水あるいはシンナーで薄めた塗料に硬化剤がプラスされます。
□水性塗料と油性塗料ではどちらの方が良いのか?
ここまで、水性塗料と油性塗料の違いについてご紹介しました。
それぞれに用途があるため、結局どちらの塗料にすると良いのか迷ってしまいますよね。
最後にどちらの塗料が良いのかについてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
まず、水性と油性の違いで、工事の失敗が左右されるわけではありません。
外壁塗料の工事でどちらの塗料を使用するのか決めるのは、外壁や屋根の劣化の状況、鉄部分があるかどうかなどから判断します。
自分の判断で決めるのではなく、外壁の状況を調査することをおすすめします。
機能性を考慮する場合は、油性塗料がおすすめです。
耐用年数は同じでも、艶の有無や艶からもたらされる汚れにくさは油性塗料の方が優れています。
また、住宅は紫外線にさらされていますよね。
紫外線によるダメージに耐える耐候性も優れていると言えます。
一方で、環境や人体による影響を考慮する場合は、水性塗料がおすすめです。
油性塗料は、シンナーの刺激臭が伴います。
そのため、近所の方に工事中は臭いに耐えてらう必要があります。
また、妊婦さんや赤ちゃんがシンナーを吸い込むと成長に悪影響を及ぼす可能性があるので注意しましょう。
□まとめ
今回は外壁塗料をお考えの方へ、水性塗料と油性塗料の違いとどちらの方が良いのかについてご紹介しました。
自分の住宅にあった塗料を選びましょう。
外壁塗装をお考えの際は、当社までお気軽にご連絡ください。