屋根塗装の耐用年数の目安と塗り替え時期について紹介します!
2023/02/14
屋根塗装をすることによって、建物の外観を維持できるだけでなく、屋根が劣化することを防止できます。
この記事では、家を良い状態で維持するために不可欠な屋根塗装の耐用年数と、屋根塗装を行うべきタイミングについてお伝えします。
□屋根塗装の耐用年数は大体どれくらいなのか
屋根塗装の耐用年数とは、塗料の効果が続いている、塗膜が悪化するまでの期間のことを指します。
屋根塗装に使用する塗料を選ぶうえでは、耐用年数を考慮に入れることがとても大切です。
塗料の耐用年数は、塗料に使われる樹脂によって変わってきます。
ここでは、4つの塗料の耐用年数についてご紹介します。
1つ目は「アクリル塗料」です。
塗料の中では費用が安く、発色の良い塗料です。
こちらの耐用年数は、安価なこともあり、比較的短い3〜5年ほどです。
2つ目は「ウレタン塗料」です。
密着性に優れた塗料で防汚性が高く、また艶の良い仕上がりになるのが特徴です。
耐用年数は5〜7年ほどです。
3つ目は「シリコン塗料」です。
高い耐熱性・耐水性を誇り、酸性雨や強風に強い耐候性が特徴です。
現在、最もコスパの良い塗料と言われていて、耐用年数は7〜10年ほどです。
4つ目は「フッ素塗料」です。
色あせしにくい塗料で、藻やコケにも強く、防カビ性にも優れています。
耐用年数が最も長い部類の塗料で、15年〜の耐用年数を誇ります。
□屋根塗装が必要になる劣化症状について
屋根塗装を行う目安となる、屋根の劣化現象についてお伝えします。
*屋根材が色あせてきている
新築の時と比べて、屋根の色落ちが目立ち始めてきたら、メンテナンスを検討し始めるべきタイミングです。
そこまで急いで塗装する必要はありませんが、放っておくと取り返しのつかないことになってしまいます。
色あせに気づいたら、屋根塗装を考え始めましょう。
*屋根に藻やコケが生えている
屋根材の種類によっては、屋根にコケや藻が発生することがあります。
藻やコケは、外観的にも良くないですし、悪臭を放つ恐れがあります。
屋根に藻やコケが見つかったら、メンテナンスを検討しましょう。
*屋根材がはがれている
時間が経って屋根が劣化し始めたり、施工不良だったりすると、屋根材が剥がれ出すことがあります。
色あせとは違って、屋根材の剥がれは、屋根が劣化している確実な証拠です。
屋根材の剥がれが見つかり次第、屋根塗装を検討してください。
□まとめ
大切なご自宅を良い状態で長持ちさせるためにも、屋根の劣化が目立ち始めたら、屋根塗装を検討してください。
屋根塗装をする際は、それぞれの塗料の耐用年数を考慮したうえで、どの塗料にするか選びましょう。
屋根塗装で気になることがありましたら、当社までお気軽にご連絡ください。