外壁塗装と屋根塗装を同時に行うメリットや注意点をご紹介!
2023/03/25
一般的には外壁塗装と屋根塗装の両者を同時に行うと工事費用がお得になるため費用面からはおすすめできますが、住宅の劣化状況によっては別々にした方がいい場合もあるため、単純に費用だけでお得だと断定しないことをおすすめします。
今回は外壁塗装と屋根塗装を同時にすることのメリットと注意点についてご紹介します。
□外壁塗装と屋根塗装を同時にすることのメリットについて
大前提として外壁も屋根も、長持ちさせるためには定期的な塗装などのメンテナンスが必須です。
そこで外壁塗装と屋根塗装を別々にするよりも同時にすることで3つのメリットがあります。
一つ目は、手間を減らせることです。
塗装を依頼する場合、はじめに会社を選定し、次に塗装会社に連絡し、実際に診断を受け、見積書の検討、塗料製品や色の決定、スケジュール調整、工事の見守り、仕上がりの確認等、やるべきことが数多くあります。
外壁塗装と屋根塗装を別々にする場合は上記を2回することになりますが、同時にする場合は一回で済むため、かかる労力も時間も半分で済みます。
次に、塗装メンテナンスにかかる合計費用を抑えられます。
屋根塗装も外壁塗装もそれぞれ高所作業用に足場を設置する必要があり、足場費用は塗装費用の約20パーセントを占めるため、足場の設置が一回で済むことは大きな費用削減につながります。
最後に、塗料の色選びの自由度が高くなります。
外壁塗装と屋根塗装はそれぞれ既存の屋根色、外壁色に合わせて塗料の色を選ぶことになるため、同時に行うことでより自由に塗料を選べます。
外壁の色も屋根の色も大きく変えて外観の印象を大きく変えることが可能な機会はそう多くないでしょう。
□外壁塗装と屋根塗装を同時にする際の注意点について
外壁塗装会社が屋根塗装を得意としているとは限らず、逆もまた然りのため、双方を得意とする塗装会社が見つかれば問題ありませんが、見つからない場合は塗装会社選びが困難になります。
また、一般的には外的要因を遮るもののない屋根の方が壁よりも劣化が激しいため、外壁の耐用年数がまだある場合に同時に塗装するのはもったいないといえます。
さらに、別々に塗装する場合より合計費用は抑えられますが一回の費用総額は大きくなるため、子供の進学や車の買い替えなどとタイミングが重なると自己資金が不足する事態に陥る可能性もあるため注意が必要です。
□まとめ
今回は、外壁塗装と屋根塗装を同時に行うメリットと注意点についてご紹介しました。
メリットとしては、費用を抑えられることや一気に印象を変えられることが挙げられますが、注意点としては、一回の出費が大きいことから、塗装以外のことで必要な出費に関しても考慮しなければならないことが挙げられます。
この記事が外壁塗装と屋根塗装を同時にする参考になれば幸いです。