外壁塗装の色で失敗した実例と対策方法をご紹介!
2023/04/06
外壁塗装の色選びに失敗すると次に塗装するまでモヤモヤしたまま過ごすことになるほか、再塗装する場合には別途追加費用が発生してしまうため、失敗しないためのポイントを押さえて後悔のない外壁塗装にしましょう。
□外壁塗装において色で失敗した実例について
最も多い失敗例は、色の組み合わせが微妙だったケースです。
塗装の部位は外壁だけでなく、屋根や軒天、雨戸など、多数の細かい部分との兼ね合いが非常に重要になってくるため、メイン部分だけで配色を決めてしまった場合に起きやすい失敗例です。
2つ目の失敗例は、想定していた仕上がりと実際の仕上がりが異なる場合です。
塗料の色は同じでも太陽光の当たり方や屋根の素材、外部環境によって色の印象はがらりと変わり、ツヤの加減や色の面積効果によっても見え方が変わるため注意が必要です。
次によくある失敗例は、周囲の景観と合わなかった場合です。
自分の理想を追い求めるばかりに、自分の家だけが周りから浮いてしまう可能性があるため、ご近所の家の色味を確認しましょう。
4つ目の失敗例は、色褪せが早く、きれいな状態が続かなかった場合です。
黒や白は汚れが目立ちやすく、グレーやベージュなどの中間色は汚れが目立ちにくいこと、原色に近い彩度の高い色は塗料の性質上色褪せしやすいことを把握しておきましょう。
□外壁の色で失敗しないための注意点について
簡単にできて効果のある方法は、様々な条件下で色見本の見え方を確認することです。
A4サイズや大判の色見本を使って、蛍光灯ではなく太陽光のもとで見ることや、時間帯をずらして確認すること、色の面積効果に注意しながら実際に外壁に当ててイメージしやすくすることで失敗を防ぎやすくなります。
次に、よほど慣れている場合を除いて、使用する塗料の色を3種類以内に抑えることも重要です。
多色利用の場合はまとまりのない仕上がりになる可能性が高いため、3色以内で整った印象や2色でスタイリッシュな雰囲気にすることで失敗を減らせるでしょう。
また、契約前に近隣住宅の色味と試し塗りについて確認することも重要です。
会社ごとに条件や規約が異なるため確認が必要ですが、実際に外壁に試し塗りができたり、中塗り工程の段階で色味を確認させてもらえたりする場合があります。
□まとめ
今回は、外壁塗装の色選びで失敗した実例と、失敗しないための注意点についてご紹介しました。
失敗しないためには塗装前に色の性質と仕上がりのイメージを把握しておくことが大切です。
家の雰囲気を大きく決定づける外壁の色はくれぐれも慎重に選ぶようにしましょう。