屋根塗装がパリパリと剥がれる原因と対処方法について解説!
2023/04/10
屋根塗装がパリパリとはがれているのを見て、表面が軽く傷んでいるだけであって中の本体は無事だろう、と考えていませんか。
実は屋根塗装を放置していると、大きなひび割れや雨漏りといった重大なトラブルに発展するため、メンテナンスによりトラブルを予防することが大切です。
□屋根塗装がパリパリと剥がれる原因について
屋根塗装がはがれるほとんどの要因は、経年劣化を起こして塗料がボロボロになっていることです。
屋根塗装の耐久年数は素材によっても変わりますが8年から10年が目安であり、太陽の熱や紫外線、鳥の糞などを主なダメージ源として塗装がはがれていきます。
強風によって石が飛散してきたり、台風で瓦屋根が落ちて割れたりすることで屋根に破損が生じる場合もあり、亀裂や破損は水分の侵入を可能にし、劣化を急速にはやめてしまうため放置は必ずやめましょう。
また、中途半端に塗料の乾燥時間を短くして作業時間を短縮することで剥がれが生じてしまうという施工不良の可能性も考えられます。
悪天候で無理やり作業したために塗料が定着しなかったり、熱を加えて中途半端に乾燥時間を短縮させたり、塗装前にさびや既存の塗料をきれいに剥がしていなかったり、屋根の掃除をしないで汚れが付着したまま塗装していたりと、施工不良が起きてしまう可能性は十分に考えられます。
□屋根塗装が剝がれてしまった際の対処方法について
塗装会社の施工不良が原因で塗装が剥がれた場合、最初に塗装の施工保証が使えるかどうかを確認しましょう。
塗装会社が自社の施工保証を行っているか、自社の施工保証があり保証期間内に該当するか、自社の施工保証があり保証内容に該当するか、自社の施工保証があり倒産していないか、塗装会社が第三者保証に加入しているか、塗装会社が塗料メーカーの保証を使用できるか、を確認しましょう。
塗装会社によって保証期間がバラバラであったり、全ての保障が行われるのではなく瑕疵があった場合に安く再塗装を請け負うという保証内容のこともあるため、事前によく確認しましょう。
天災や火災などによる損傷、施主自身が傷つけてしまった場合、施工箇所以外の損傷、施工保証はあるが保証期間が過ぎていたり内容が該当しない場合、自社の施工しかなく、倒産してしまっていて第三者保証に加入していない場合、口約束で書面には保証が残されていない場合には、保証を使えないため注意が必要です。
□まとめ
屋根は性質上、屋根塗装の劣化は避けられないため、定期的にメンテナンスすることで重大なトラブルを避けるようにしましょう。
この記事が大切なマイホームの管理に役立てば幸いです。
屋根塗装をご検討中の方は是非お気軽に当社までご相談ください。